【フリーランスになりたい!】フリーランスになるためにやっておくべき9つのこと
働き方の選択肢が増えてきた昨今、フリーランスを目指す方も増加傾向にあります。
ワークライフバランスを取りながら働けるフリーランスは仕事の選択肢として魅力的ですが、本業のほかにやるべきことが膨大に存在するため、念入りな準備が必要です。
今回はフリーランスになるならやっておくべき準備をタイミング別に解説します。
フリーランスになるには|最初にやっておきたいこと
現在は会社員でも、将来的にフリーランスになることを目指している方もいるのではないでしょうか。
ここでは、フリーランスに転身する前にやっておきたいことを4つ解説します。
クレジットカード作成
フリーランス人口が増加しているといえど、フリーランスは収入が安定しづらく、信用会社からの評価は低いことが現状です。
フリーランスになってからクレジットカードを作ろうとしても、審査落ちしてしまう可能性があります。
そのため、クレジットカードを作成するならフリーランスになる前に進めておきましょう。
クレジットカードは普段の生活で役立つだけでなく、フリーランスになってからの経費の引き落としにも活用できます。
しかし、フリーランスになってからでは仕事が軌道に乗るまでクレジットカード発行は難しいため、なる前に作っておくことがおすすめです。
人脈作り
「フリーランスは孤独に仕事をするもの」というイメージは強いですが、フリーランスだからこそ人脈は重要です。
人脈があれば先輩フリーランスにアドバイスや相談を受けられるだけでなく、仕事の紹介も期待できます。
1人では対応しきれない仕事も、フリーランスの仲間同士で協力しあえばより大きな成果を出せるでしょう。
また、企業との人脈を作っておけば、企業から直接仕事を依頼される可能性もあります。
現在会社員で、将来的に同業で独立を考えているのであれば、企業との人脈も積極的に増やしておきましょう。
ローンを組む
クレジットカードと同じく、ローンを組むことも駆け出しフリーランスでは審査が厳しい傾向にあります。
そのため、ローンを組む予定があるなら、フリーランスになる前に組んでおきましょう。
住宅ローンをはじめ、大きなお金を扱う予定は事前に済ませておかなくては、転身後「いつ」ローンを組めるようになるか判断は付きません。
エージェントや知人へ知らせておく
フリーランスになる前には、エージェントや知人など仕事に関係する人に事前に知らせておきましょう。
エージェントや知人にフリーランスになることを伝えておけば、フリーランス向けの案件や役立つ人脈・情報を教えてもらえる可能性が高まります。
合わせて、フリーランス向けのエージェントに登録しておくと、さらに円滑な仕事に繋がるでしょう。
フリーランスになるには|事務関連でやっておくこと
フリーランスは、税務・法務関連もすべて自分で処理する必要があります。
そのため、仕事の知識や実績を積むだけでなく、事務関連の手続きも綿密に準備しておきましょう。
ここでは、フリーランスになるなら済ませておきたい事務手続きについて解説します。
国民年金について
国民年金は、会社員であれば会社が厚生年金として支払っていましたが、フリーランスになると自分で支払う必要があります。
厚生年金から国民年金に切り替えるには、まず退職時に厚生年金から抜けてお住いの地方自治体で国民年金に切り替えることが大切です。
年金の未払いにならないよう、切り替えた際は早めに手続きしましょう。
健康保険について
国民年金と合わせて、健康保険についても事前に手続きしておく必要があります。
国民健康保険は会社の社会保険から抜けたと同時に、地方自治体で国民健康保険に切り替えましょう。
また、ITエンジニアや作家など、特定の業種に当てはまる場合は「文芸美術国民健康保険組合」など国民健康保険以外の選択肢もあります。
収入額によっては国民健康保険よりも保険料を抑えられる可能性があるため、合わせて検討してください。
開業届と青色申告について
フリーランスに転身するための手続きとして、開業届と青色申告届をお住まいの地方自治体の税務署に提出する必要があります。
開業届は出さなくても罰則はありませんが、フリーランスとして働くなら提出義務があるため転身した際は必ず提出しましょう。
また、開業届を提出すれば「青色申告」が可能となる青色申告届も提出できます。
青色申告とは複式簿記で帳簿を付けて確定申告すれば、最大65万円の所得控除を受けられる書類です。
所得控除を受ければ翌年の税額負担を減らせるため、合わせて提出しましょう。
フリーランスになるには|なってからやること
フリーランスになったあとも、準備ややるべきことは多く存在します。
ここではフリーランスになったらまずやるべきことを2つご覧ください。
仕事の契約をする
フリーランスは待っていても仕事は来ません。
まずは、フリーランス向けのエージェントやクラウドソーシングを利用して、仕事の契約を取りましょう。
仕事の種類は多岐にわたり、募集要件をチェックして自分に合った仕事を見つける必要があります。
1件応募したからといって必ず受注できるとは限らないため、やりたいと思える仕事にはどんどん声を掛けることが大切です。
確定申告と税金を学ぶ
フリーランスは確定申告をはじめとした税務もすべて自分で行う必要があります。
そこで、確定申告や税務知識はあらかじめ学んでおきましょう。
フリーランスの仕事の傍らでは時間が足りない場合もあるため、フリーランス転身前から学んでおくのもおすすめです。
また税制や法律はどんどん変化しているため、改正された法制度やフリーランスの働き方について逐一チェックしておきましょう。
情報をいち早くキャッチするためアンテナを張っておくことも、フリーランスに必要な素養の1つです。
フリーランスになるため計画的に準備しよう
フリーランスになるには、計画的な準備が欠かせません。
自由な働き方ができることは魅力ですが、税務をはじめやるべきことも増えるため、フリーランスの働き方について知っておくことは重要です。
フリーランスに転身する前から必要な知識を学び準備しておけば、集中して仕事に当たれる環境を整えられるでしょう。
フリーランスとして働くことを計画している方は、ぜひ本記事を参考に準備を進めてください。
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