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フリーランス協会についてメリデメや活動内容を紹介します

フリーランス協会についてメリデメや活動内容を紹介します

フリーランス協会は、フリーランスとして働いている方が知っておきたい団体です。

協会ではフリーランスに向けたセミナー開催のほか、情報発信、フリーランスが加入できる保険・福利厚生の紹介など、さまざまな支援を行なっています。

しかし、フリーランス協会は支援目的や活動内容がわからず「怪しい」と感じてしまう人も。

今回はフリーランスとして働くなら知っておきたいフリーランス協会について解説します。

フリーランス協会とは

フリーランス協会とは、フリーランスとして働くすべての人をサポートする一般社団法人です。

そのため「フリーランス協会」とは通称名で、正式には「一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会」とされています。

団体では「自由な働き方」を選択するために知っておきたい情報を発信するセミナー開催のほか、インフラ作り・福利厚生サービスの発信など、さまざまなサポートが行われています。

以下では、フリーランス協会についてさらに詳しく解説します。

会員数は?

フリーランス協会の会員数は一般会員1万人以上、法人会員271社(※2022年3月時点)と、多くの会員が加入しています。

会員は大きく分けると「無料会員」と「一般会員」があり、加入する際は自分に合った方を選べます。

無料会員は年会費が必要なく、公式サイトから気軽に会員登録できることに対し、一般会員は利用できるサービスが多く、年会費1万円が必要です。

まずは無料会員から加入し、さらにサービスを利用したいと思ったら一般会員になるのも良いでしょう。

活動内容は?

フリーランス協会の主な活動内容は以下の4つです。

・フリーランス向けのセミナー・イベントの開催
・会員向けの保険・福利厚生サービスの提供
・フリーランス向けメディアの運営
・フリーランス白書(実態調査)データの作成

フリーランス協会では、フリーランスのキャリアアップを目的に、定期的にセミナーやイベントを開催しています。

フリーランスとして働く際の注意点がわかるだけでなく、参加者同士の交流を通じてフリーランス同士のコミュニティを広げられることが魅力です。

また一般会員であれば自動的に「賠償責任保険」が適用され、万が一賠償責任を問われた際のリスクに備えられます。

協会ではフリーランス向けのメディア運営もしており、フリーランスが知っておきたい制度をわかりやすく解説しているほか、フリーランスの実態調査も行なっています。

実態調査データは政府の検討会などにも使われており、フリーランスの現状を知りたい方も必見の内容です。

フリーランス協会のメリットデメリット

フリーランスになることにはメリットとデメリットの両方が存在します。

フリーランス協会の特徴を踏まえ、入会を検討しましょう。

メリット

・フリーランスとしての人脈を広げられる
・フリーランス向けの保険・福利厚生を利用できる
・コワーキングスペースを優待利用できる
・会計業務や法務相談のサポートを受けられる

フリーランス協会に入会すれば、セミナーに参加できるだけでなく、会員サイト内のフリーランスデータベースを利用できます。

ここにプロフィールや事業内容を登録しておけば、フリーランス同士で人脈を広げたり、フリーランスへの案件依頼を考えている企業から声が掛かる場合もあります。

また一般会員であれば、保険や福利厚生、税務処理のサポートを利用できるため、安心を求めている方にもおすすめのサービスです。

全国の提携コワーキングスペースであれば優待利用も受けられるため、有効活用しましょう。

デメリット

一般会員は年会費1万円が必要
会員向け情報が必要ないと感じる人も

フリーランス協会の一部サービスを利用するには、年会費1万円が必要です。

保険や福利厚生サービス、コワーキングスペースの優待利用も一般会員に限られるため、年会費の出費は理解しておかなくてはいけません。

また自分で情報収集ができる方・すでに人脈が広い方にとっては、協会で発信する情報やコミュニティ利用が必要ないと感じる場合もあるでしょう。

以上に当てはまる場合は、フリーランス協会に入会しても特別な旨みを感じられない可能性があります。

フリーランス協会に加入するときの注意点

フリーランス協会に加入する注意点は、年会費が掛かることと中途退会しても年会費が返金されないことです。

保険や福利厚生などのサービスは、すべて会費が必要な一般会員に限られたサービスです。

そのため、サポートを受けるには一般会員として入会する必要があります。

また途中で退会しても年会費は返還されないため、会費を支払ってすぐの退会は避けましょう。

フリーランス協会と併せて使えるサービス

フリーランス協会の一般会員になれば、福利厚生の一環として「WELBOX」を利用できます。

WELBOXとは多くの企業・個人事業主が利用している福利厚生サービスで、健康診断や子育て支援など働く人に必要な多くのサービスが提供されています。

サービスのなかには資格取得サポートのほか、税務相談やメンタルケアも含まれているため、上手く活用するとさらに仕事に専念できるでしょう。

フリーランス協会の世間の評判は?

フリーランス協会には個人事業主向けのサービスが充実していますが、一方で世間では「内容が分かりづらい」との評判も見られました。

2017年設立の比較的新しい一般社団法人であることに加え、非営利目的であることなどが不安視されている理由です。

しかし、フリーランス協会は怪しい団体ではありません。

一般社団法人として公的に認められた団体で、多くの有名企業もその活動を支援しています。

会員数もどんどん伸びており、わずか5年で会員数1万人を突破しているため、安心して利用できる団体だといえるでしょう。

フリーランス協会をうまく活用していこう

フリーランス協会に入会すれば、フリーランス向け情報を逐一チェックできるだけでなく、福利厚生や税務相談など、幅広いサービスを受けられます。

全国のコワーキングスペースの優待利用やWELBOXの利用など、フリーランスやノマドワーカーに役立つサポートもあるため、入会した際は有効活用して仕事の幅を広げましょう。

ただ、多くのサービスは会費1万円を支払い一般会員になることが利用の条件です。

入会は慎重に検討して、フリーランス協会のサービスを有意義に利用してみてください。

                           

                          

※参考記事

【実際どうなの?】フリーランス協会は怪しい団体?入会するメリット・デメリットや評判をご紹介

https://mid-works.com/columns/freelance/terms/1139287

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