【元本割れのリスク】つみたてNISAのデメリットって知っていますか?メリットも解説します
初心者向けの投資方法としてつみたてNISAが注目されていますが、投資である以上つみたてNISAにもデメリットがあることは事実です。
これからつみたてNISAを始めるのであれば、そのデメリットやリスクについて知っておく必要があります。
当記事ではつみたてNISAのデメリットや注意点について解説するので、投資や資産運用に興味がある方は、ぜひ参考にしてください!
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つみたてNISAのデメリットとは?
つみたてNISAは画期的な投資方法の1つですが、デメリットも存在します。
ここではつみたてNISAのデメリットについてご覧ください。
元本割れのリスクがある
つみたてNISAは貯金ではなくあくまでも投資のため、景気や株価に影響され元本割れを引き起こすリスクが存在します。
いずれの銘柄も元本は保証されていないため、銘柄はよく選んで積み立てていくことが大切です。
選べる金融商品が限定されている
投資には株式や債権・不動産などさまざまな銘柄がありますが、つみたてNISAで買い付けできる銘柄・金融商品はごく限られています。
買い付けできるのは金融庁が評価した元割れリスクの少ない投資信託・ETFに限られているため、自分で株価をチェックしながら欲しい銘柄を購入したい場合には不向きです。
非課税枠の上限が決まっている
つみたてNISAは日本国内の投資市場をさらに拡大するために設けられた制度で、年間40万円までの投資額であれば非課税で投資できます。
しかし逆にいえば、非課税枠の上限は年間40万円であるため、投資に回せるお金に余裕があったとしても上限額までしか利用できません。
ロールオーバーができない
ロールオーバーとは、投資の非課税期間が終了した後に、新たな非課税投資枠に移行することを指します。
一般的にNISA購入した金融商品は5年間の非課税枠が設けられていますが、つみたてNISA終了後に5年間非課税で運用できるNISA枠に移行することはできません。
つまりつみたてNISAで取り決められている20年の非課税期間を過ぎると、運用益は課税対象となるため、あらかじめ確認しておく必要があります。
つみたてNISAと一般NISAのどちらか1つしか運用できない
NISAには「つみたてNISA」と「一般NISA」の2種類があり、そのうち最長20年の非課税期間が用意されているのはつみたてNISAです。
対して一般NISAの非課税期間は最長5年、投資枠は年間120万円までと設定されていますが、運用できるのはどちらか一方のみと決められています。
そのため投資方法や運用したい金額・購入したい金融商品をもとに、どちらか一方を選ばなくてはいけません。
つみたてNISAのメリットは?
つみたてNISAにはデメリットがある一方、メリットが豊富であることも特徴です。
ここではつみたてNISAのメリットについて解説します。
20年間運用益、分配金が非課税
つみたてNISAは口座開設から最長20年、買い付けた金融商品による運用益・分配金が非課税です。
通常投資で得た利益はおよそ20%の課税が発生するため、非課税で利益を得られることは、大きな魅力だといえるでしょう。
少額からでも始める事ができる
つみたてNISAは毎月100円からスタートでき、無理のない金額から投資を始められます。
上限は年間40万円と決まっていますが、投資に回せるお金がそう多くなくても少しずつ投資に挑戦できることは、つみたてNISAならではの魅力です。
ほんの少額だったとしても、少しずつ積み立てていけば徐々に保有する金融商品を増やし資産運用を目指せます。
ドルコスト平均法で平均買い付け単価を抑えられる
つみたてNISAは「ドルコスト平均法」と呼ばれる買付方法が採用されています。
ドルコスト平均法とは、日々値動きを見せる金融商品をこまめに少しずつ買い付ける方法で、結果的には購入期間の平均株価で買付できる方法です。
そのため「株価が高いタイミングで金融商品を買い付けて損をしてしまった」といったリスクを減らせます。
結果的には「より金額を抑えて多くの金融商品を保有する」ことが可能なので、投資や株に詳しくなくても、ローリスクな資産運用を目指せるでしょう。
つみたてNISAは途中解約できるの?やめるときの注意点
つみたてNISAは投資方法の1つのため、場合によってはデメリットを強く感じたり、途中で積み立てを停止してしまうのも選択肢の1つです。
ここではつみたてNISAを途中解約する際の注意点について2つ解説します。
複利の恩恵を受けられなくなる
つみたてNISAは長期的な資産運用を前提とした投資方法のため、途中解約することは、これから得られる可能性がある運用益を手放すことにも繋がります。
そのため途中解約すると、積み立てた金額と今までの運用益を現金化することは可能ですが、長い目で見れば損をする可能性もあります。
20年の非課税期間をフルに利用できない
つみたてNISAを一度解約し、もう一度始めたとしても20年の非課税期間は戻ってきません。
つまり途中解約すると非課税で受け取れるはずの運用益を逃してしまうことになるので、非課税期間中の途中解約は大きなデメリットです。
デメリットよりもメリットを感じたらつみたてNISAを始めましょう
つみたてNISAのデメリットについて解説しました。
つみたてNISAはリスクを抑えて投資に挑戦できる初心者向けの制度ではありますが、投資である以上は元本割れをはじめとしたデメリットも存在します。
そのためデメリットを踏まえたうえで、つみたてNISAを始めるか検討することが大切です。
もちろんつみたてNISAにはメリットもあり、長期的な資産運用ができること、20年もの非課税期間があることはつみたてNISAならではの魅力です。
つみたてNISAのデメリット・メリットを踏まえて、メリットを強く感じたら、無理のない金額からつみたてNISAに挑戦してみてくださいね。
文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部
おかねチップス編集部
20代後半から40代後半にかけた、ビジネスマンがメインであり、フリーランス、パラレルワーカー、スタートアップ等の読者層が多数。数多くの著名人にも登壇頂いていると同時に各種専門記事については、記事の信頼性を最新性を担保するために、税理士や各業界のプロフェッショナルを監修に迎えたうえで、各記事を編集・校閲・確認を経て制作。
おかねチップス:https://okanechips.mei-kyu.com/
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