投資信託の複利効果とは?複利を得る方法も教えます!
投資信託は長期的に資金を積み立てながらできる資産運用方法で、複利効果を狙えることも魅力の1つです。
複利とは、資産運用により生まれた利益を再度投資に回し、資産をさらに大きくしていくことを指します。
自分で用意した以上の資金を元手に資産運用ができるため、投資による利益を雪だるま式に大きくすることも叶うでしょう。
今回は投資信託を始めるなら押さえておきたい、複利効果の仕組みについて解説します。
複利効果を得てより効率的に資産を増やすポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。
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投資信託の複利とは
投資信託における利益の増やし方は、大きく分けると単利と複利に分けられます。
なかでも複利はより資産を大きくする効果も期待できるため、長期運用を検討しているのであれば、ぜひ活用したい運用方法です。
まずは投資信託における単利・複利の特徴について解説します。
単利とは
単利とは、自分が用意した元金のみを活用して資産運用する方法を指します。
10万円を元本に投資を初めて1年後に1万円の利益が出たら、利益である1万円は懐に納めて2年目も10万円で資産運用を行います。
運用益を生み出すことができれば、その利益をすぐに受け取れるため、短期的な資産運用では投資による効果を得やすい方法だといえるでしょう。
複利とは
複利とは自分が用意した元金とともに、今までの資産運用で生み出せた運用益も投資に回す方法を指します。
10万円を元本に投資を初めて1年後に1万円の利益が出たら、2年目は運用益を含む11万円で資産運用を行います。
投資は一般的に、元金が多ければ多いほど高い運用益を期待できるため、2年目も同じ金利で資産運用できれば、単利よりも多くの利益を生み出せるでしょう。
複利は長期運用であればあるほど単利との差が出やすいため、定期的に元本を積み立てながら続ける投資信託とも相性が良い運用方法です。
複利効果を得る方法とは
長期的に投資信託を続けるなら、複利効果を狙った運用方法がおすすめです。
以下では、投資信託で複利効果を得るための方法を解説します。
分配金なしの投資信託を選択し再投資する
投資信託のなかには運用結果に応じて分配金が支払われますが、これは金融商品の種類によって配当があるかどうかが異なります。
なかでも分配金なしの投資信託は、運用益を生み出せた分を自動的に再投資してくれるため、手続きすることなく運用益を投資に回せます。
そのため、分配金なしの投資信託を選択すれば、手軽に複利効果を狙った資産運用が叶うでしょう。
手数料が安い積立投資を長期運用する
投資信託では運用期間に応じて手数料や信託報酬の支払いがかさんでいきます。
どれだけ運用益を生み出せたとしても、手数料が高ければその分運用益から差し引かれるお金も増えていくため、なるべく手数料が安い金融商品を選びましょう。
複利効果は、運用期間が長ければ長いほど雪だるま式に利益を生み出せる傾向にあります。
そのため、手数料が安く利益から差し引かれるものが少なければ少ないほど、長期運用・複利効果狙いの資産運用は利益を増やしやすいといえるでしょう。
積立NISAの複利効果が大きい理由
複利効果を狙った長期投資を実現するなら、投資信託はもちろん積立NISAも必見です。
積立NISAは老後の資金調達を想定して政府が定めた投資制度で、長期運用を前提とした指定の銘柄で積立投資すれば、運用益が非課税になります。
積立NISAが複利効果狙いの運用方法と相性が良い理由は以下の通りです。
・長期運用を前提とした金融商品・運用方法であるため
・運用益が非課税で再投資できるお金を増やしやすいため
・分配金がなく再投資設定を簡単に済ませられるものが多いため
・元割れのリスクが少なく順調に再投資しやすいため
積立NISAは長期運用・ローリスクを前提とした資産運用方法のため、複利効果を狙った長期的な積立投資に向いています。
運用益が非課税で差し引かれるものが少ないだけでなく、確定申告の必要もなくなるため、これから投資を始めるのであれば、積立NISAから注目するのもおすすめです。
投資信託で複利効果を期待するんだったら積立NISAがおすすめ
投資信託における複利効果について解説しました。
投資信託は月々一定額を積み立てながら資産運用する方法で、運用益を再投資しながら行う複利狙いの運用方法と相性が良いことが特徴です。
老後の資金調達をはじめ、長期的な資産運用を検討しているのであれば、投資信託で複利を狙いながら運用することを検討してみてください。
また初めて積立投資に挑戦するなら、投資信託はもちろん積立NISAもおすすめです。
積立NISAは長期運用を前提とした積立投資の1種で、運用益が非課税となる点も注目のポイントです。
複利効果を狙える金融商品も充実しているため、初めて資産運用に挑戦するなら積立NISAを選ぶのも良いでしょう。
文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部
おかねチップス編集部
20代後半から40代後半にかけた、ビジネスマンがメインであり、フリーランス、パラレルワーカー、スタートアップ等の読者層が多数。数多くの著名人にも登壇頂いていると同時に各種専門記事については、記事の信頼性を最新性を担保するために、税理士や各業界のプロフェッショナルを監修に迎えたうえで、各記事を編集・校閲・確認を経て制作。
おかねチップス:https://okanechips.mei-kyu.com/
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