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君は問い続けられるか? 危機感を持ったはぐれ者たちと新しい世界をつくる挑戦

佐藤一樹|THINGMEDIA株式会社|プロデューサー

プロフィール です!!

プロデューサー
佐藤一樹さん

この人の所属企業・組織

THINGMEDIA株式会社 映像・動画LIVE・動画・音声配信

常に夢中を創造する挑戦者でいよう。

最適で最善で最高な「BBBプロデュース」を提供する。
クライアントに寄り添い最高の仲間になる。
お互いに刺激し、成長しあえる仲間になる。
個人でも、チームでも戦える会社になる。
「超チャレンジ」でクオリティーの基準を作る会社になる。
同じ目線で変えたい未来を実現できる関係になる。

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君は問い続けられるか? 危機感を持ったはぐれ者たちと新しい世界をつくる挑戦

THINGMEDIA株式会社、取締役COO / プロデューサーの佐藤です。 映像制作業界は今まさに改革が求められています。この記事をご覧の方はその重要性についてお気付きでしょうか。 例えるなら大航海時代。かの有名な漫画的に言えば「グランドライン」を航海しているようなものです。 これまでの常識は通用せず、とにかく目の前で起こっていることが全てで、いかに各局面を上手く切り抜けることができるかを常に強いられながら、「ひとつなぎの大秘宝」を手に入れるべく、とにかく先に進むというような、まさにもうスバリ、それです。 疑うことすらしてこなかった、超当たり前だとしていた「仕組み」や「ルール」がどんどん通用しなくなっていたり、逆に疑ってきたことや考えもしなかったことがどんどん当たり前になっていたり、今はかろうじて生きているかもしれませんが、適応しなければ、この先、生き残ることはできない。 どれくらいの尺度で考えるかにもよりますが、大きい意味でぶっ壊しながら、突き進んでいくことが求められていると思っています。

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映像業界で改革が推進されるようになった2つの理由

2021年、インターネット広告費がマス4媒体(TV/新聞/雑誌/ラジオ)の広告費の総計を上回りました。 最もわかりやすく大きな変化です。ここからさらに変化していくと言われています。 マスはテレビCMが割合の多くを占め、インターネット広告でも動画広告は割合の多くを占めるので、必然的に広告に関しては映像が活用されている場面が多いことがわかります。なので、それらの映像を制作している映像制作会社は、仕事の機会が確実に以前より増えています。 ただ仕事の機会が増える一方、活用する場面が増えた=分散している状態なので、これまで1本の映像を制作するためにかけていた費用(合わせて時間も)は、少なくなっています。 この大きな変化に対して、映像制作業界の課題は2つあります。 1つ目は、「業務過多」。 大前提、ひとつの映像をつくりあげることは簡単ではなく、加えて超属人的なので、基本的に人力でなんとかしていく、という働き方が当たり前で、業務過多になりやすいです。 もちろんつくりあげた時の気持ちは何ものにも代え難いのですが、表裏一体として「やりがい搾取」「長時間労働」「ストレス」「うつ病」「自殺」など、本業界に限った話ではないかもしれませんが、長年問題視されています。 「仕組み」や「ツールの導入」によって改善されている部分はたくさんありますが、分散するということは業務範囲も広がっているので、対応する限りは根本的に負担は減ることはなく増えています。 2つ目は、「データ納品=プリントレス」。 現在は、テレビCMなどのマスメディアへの放映を前提とした映像制作から、Web CM、各SNSや各プラットフォームなど、デジタルに対応するフォーマットの多様化が求められる時代です。 これまで映像制作会社にとって「プリント費(完成したCMをテープにダビングしてTV局等に納品する工程にかかる費用)」はとても重要な収益源でしたが、今や、データで映像を納品することが当たり前です。 納品作業自体はとても効率的になりました。ただ、各媒体に合わせて多様なフォーマットに合わせるという納品作業自体のボリュームは増える一方、その分の収益は以前ほど見込めなくなりました。 この2つ以外にも課題はたくさんありますが、映像制作側として、仕事の質と量と費用のバランスの変化に適応せざるを得ません。これらに適応できない制作会社は徐々に首を絞められている状況です。

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これから必要になることは何か?

これをやれば大丈夫。そんなものはありません。 とにかくこれまでの当たり前を疑うことであり、さらに疑ったことに愚痴を垂れるのではなく、危機感に対してなにかしらのアクションを起こすことです。 最近、あるマネージメント職の方が「業績は右肩下がり、かつ新人も、ミドル層も、これからってところで辞めてしまう、いろいろマネージメントがんばってるんだけど……」と嘆いている場面に遭遇しました。僕はそのすぐに辞めてしまうという新人やミドル層の方と直接コミュニケーションをとったことがないので、実際のところ、どんな理由で辞めたのかはよくわかりません。 ただ、そのマネージメント職の方がそうやって嘆いてること自体が、僕には、ダサくて、かっこよくない姿に映りました。話はわかります。めちゃくちゃよくある話です。 僕はいつ何時も、「あなたがどうしたいか、でしかない」と考えています。この話だけで言えば、もしかしたら辞めていったと言われる新人もミドル層も、その「ダサい大人」になりたくないと思ったのかもしれません。危機感を募らせ、ここにいても先が見えないから、会社にとってマネージメントの方にとってのこれからは関係なく、辞めるというアクションを起こしたのかもしれません。(全て妄想です) シングメディアではこれを、いい意味で「はぐれ者」と定義しています。 これまで社会の当たり前だった前提は、徐々に壊れてきています。時代の移り変わりはテクノロジーの進化などにより年々加速しています。だからこそ、これまでの成功体験が次の時代でも通用するとは限らなくなってきました。 それならば、考えた末のアクションの一つとして、今の環境を変えるよう申し出ることもそうだし、いっそ会社を辞めるという選択肢も1つの正解です。 僕は思いつきだろうが長年あっためたものであろうが、アクションを起こすことはとても素敵だと思うので、起こさないことで悶々と時間を費やしたり、悶々と後悔するよりも、起こした後が素敵になるよう精一杯ジタバタした方が良いと思います。 これから先は、止まる人と、アクションを起こし進んでいく人との差は大きくなるばかりでしょう。 先ほど、こうした考えた末にアクションを起こす人のことを、シングメディアでは「はぐれ者」と呼ぶと書きました。 「はぐれ者」とは、既存のやり方に対して自分なりのアンチテーゼを持ち、自分なりに良いと思っていても、その環境では評価されなかったり、先が見えてしまい少し冷めてしまったり、逆に悶々としていたりする人たちのことです。 それは今の環境で文句だけをいい続けてくすぶってる人よりも、いまの組織にこそ適さず置かれた場所で咲けずとも、咲ける場所に動ける危機感のある人だと思うのです。

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映像業界がかっこいいものであり続けるために

日本から世界にも通用する映像をどうすれば生み出せるか」を問い続けられるかが一つの解を導いてくれると信じています。 この部分を強く思ったきっかけは、僕自身、これまで多くの広告映像制作の仕事をさせてもらいましたが、自分がプロデューサーとして担当してつくったある広告映像が、日本だけに留まらず世界中の人たちから多くの反響をもらった時がありました。 良い反応がとても多く、その結果が単純に嬉しく興奮しドヤ顔しまくってましたが、その反面、つくり手としてこの感覚や基準は自分の中でのひとつのベンチマークにはするものの、このハードルを超えていかねば自分が腐っていくと思いました。 どの業界でもそうですが、経験が長くなればなるほど、自分の成功体験をもとにフォーマット化してしまうものですし、視野も狭まり頭もでっかちになりますし、業界に入りたての時に持っていた“純粋に良いものづくりをしたいピュアな心は”少しずつ汚れていってしまうものです。 では私たちはどんな想いで映像を制作するべきなのか、広告映像はクライアントの予算で制作しているので、ターゲットに届くことが最優先、大前提世界に通用する必要などないかもしれませんが、そもそも世界中の映像をインプットして憧れて「自分もこんなのつくりたい」という気持ちで成り立っているのがこの映像制作業界だと思いますし、つくり手として自分がつくった映像で世界中の人間を驚かせたいというピュアな気持ちは超大事だと思っています。そしてそれは広告映像でも関係ないと思います。 日本の映像産業が、グローバルでも遜色なく評価されるようになるには、映像制作業界の視座を高くする必要があると思います。 このままでは、ダサい業界になってしまいます。こんなに映像制作業界が魅力的なのに、です。 私たちはいま、負けを認め、これまでの成功体験を捨て、這いずり回ってでも勝ちにいくために視座をぶち上げていかなければならないフェーズに身を置いているのではないでしょうか。

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高め合える環境を作っていきたい

最後になりますが、これからの映像制作業界の中でプロデューサーは特に重要な役割だと思いますし、プロデューサーという職業があるべきは、「考え続ける」ことだと思います。 表面的なやる気は関係なく、奥底で自分なりに課題意識を持ちながら動く、矛盾はしてますが、歩きながら走りながら止まりながら進める人。もうすでにそんなプロデューサーが活躍してると思いますし、今後あるべきプロデューサー像だと感じています。 人間はどうしても、わかりやすい成果が出るために効率的に最短距離をいきたくなりますが、最短距離で得た成果はそれ相応でしかありません。であれば常に周り道をすればいいということでもなく、ビジネスチャンス、クリエイティブチャンスを考えた上で行動を起こすこと。僕たちでいう、映像を制作するという手段をどう活かすかがこれからさらに必要になるでしょうし、プロデューサーの手腕がさらに問われます。 もちろんプロデューサーは経験が大事な仕事でもあります。年齢や経験を重ねていくと引き出しは増える反面、固定概念のようなものもできていきます。マネジメントにおいても、どのようにメンバーがワークするか、成長するかを考える必要もあるので、シンプルにめちゃくちゃ大変な役割です。 でも僕は根本的には、自分が成長し続ければ勝手に周りは成長するだろうと考えています。だからこそ、高めあえる環境、そしてそれが当たり前になる業界の基準を、シングメディアから作って発信していきたいと思っています。 ・ニュースタンダードをつくっていきたい人 ・現状に対して不満、危機感、問題意識を持っている人 ・年齢を重ねていてもこれからでしょうと思っている人 そんな人が仲間になってくれたら嬉しいです。

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未来の同僚へのメッセージ

・ニュースタンダードをつくっていきたい人
・現状に対して不満、危機感、問題意識を持っている人
・年齢を重ねていてもこれからでしょうと思っている人
そんな人が仲間になってくれたら嬉しいです。
編集:楠あびを

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業界未経験でも、飛び込んでみたくなるワクワクを感じた。

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