積立NISAはほったらかしでも大丈夫?時々定期的に確認したいポイントをお伝えします
積立NISAは最初に積み立て設定すれば、あとはほったらかしでも資産運用できます。
しかし投資である以上、ほったらかしにしても本当に大丈夫なのか不安な方もいるのではないでしょうか。
結論として、積立NISAはほったらかしでも資産運用できるため、初心者にもおすすめの投資方法です。
しかし完全にほったらかしにするのではなく、金融経済の流れを踏まえて定期的に運用方法を見直す必要もあるでしょう。
今回は、積立NISAは本当にほったらかしにしても大丈夫なのか解説します。
長期運用における積立NISAの扱い方についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
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積立NISAがほったらかしなんです
積立NISAは最初に投資の方針を明確にし、必要な銘柄を積立設定したら、あとはほったらかしでも資産運用を続けられます。
NISA制度は長期運用を前提とした投資制度のため、正しく積立設定できていれば、基本的にはほったらかしで問題ありません。
ただし、投資である以上は金融経済の状況によっては、資産価値が大きく変動する場合があります。
場合によっては積立額の変更を検討することがベターである可能性もあるため、ときどき運用状況を確認し、さらに順調な資産運用を目指すことが大切です。
積立NISAの運用中にどこを見るべきか、以下でさらに詳しく解説します。
積立NISAをほったらかしにする人がやるべきチェックポイント
積立NISAはほったらかしにできるため、投資初心者にもおすすめの資産運用制度です。
しかし積立NISAであっても、ときどき運用状況を確認するとより順調な資産運用が叶うでしょう。
以下では積立NISAの運用中にチェックするべきポイントをご覧ください。
積立買付設定をしておく
積立買付設定に間違いがないか、定期的に確認しておきましょう。
買付設定では金融商品の種類と月々の積立金額を設定する必要があります。
また制度は随時改定や変更が起きる場合もあるため、買付設定は定期的に見直しましょう。
毎月の積立額は時々見直すこと
積立NISAでは、毎月無理のない金額を積み立てながら資産運用する制度です。
長期的に一定額を積み立てることが可能ですが、経済状況は人によって変動する場合もあるため、あらかじめ決めた積立額では資金の用意が難しくなったり、逆に積立額を増やせる場合もあるでしょう。
そのため毎月の積立額は定期的に見直して、資産運用に回す額を考えていくことも大切です。
銘柄選びを慎重にする(分散投資)
買付注文の前に、銘柄選びは慎重に行いましょう。
金融経済の流れによって、株価が変動する場合があるため、なるべく広くさまざまな銘柄に分散投資していくことが長期運用のコツです。
また購入する銘柄によって、手数料も異なるため、なるべく手数料が掛からない銘柄を選びましょう。
積立状況をチェックする
銘柄によっては、思うように資産を大きくできなかったり、想定外の経済打撃で積立中の銘柄の株価が大きく下がる場合もあります。
その場合は、積立状況をいま一度見直して運用を続けるか、積立方針を変更するか検討する必要があるでしょう。
そのため、定期的に資産額を確認しながら積立投資を続けることが大切です。
積立NISAをほったらかしにしてしまう人におすすめの銘柄は?
積立NISAは定期的に運用状況を確認する必要がありますが、なかにはなるべくほったらかしにできる投資方法を選びたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
それなら、値崩れのリスクが少ない銘柄を選ぶことがおすすめです。
全世界株式インデックスファンド
全世界株式のインデックスファンドは、世界中の銘柄をまとめて購入できる銘柄です。
1つの国だけに銘柄を絞ると、その国が経済的打撃を受けた場合に損失が生まれる可能性があります。
しかし全世界株式であれば、一部の国の経済状況だけに左右されることがないため、リスク分散し安定した長期運用を目指せるでしょう。
バランス型ファンド
バランス型ファンドとは、株式・公債など複数種類の金融商品を購入できるファンドです。
金融商品によって購入できる銘柄は大きく異なりますが、基本的には分散投資に向いており、リスク分散にも役立ちます。
組入比率が固定されているか否かも、購入する銘柄によって変わるため、資産運用計画に合わせて銘柄を選びましょう。
積立NISAはほったらかしでも暴落したら見た方がいい?
積立NISAは基本的にほったらかしで問題ありませんが、万が一暴落した際はいま一度運用計画を見直しましょう。
ただし、暴落したからといってすぐに狼狽売りしてはいけません。
なぜ暴落したのか、回復する見込みがあるのかよく検討したうえで、まずは株価の動きを静観することが大切です。
そのうえで、将来的に資産が増えていく見込みがなければ売却したり、積立額を変更し別の銘柄を積立注文するのも良いでしょう。
以上の計画を順調に進めるため、経済ニュースに目を通すなど、投資について深く知っていくこともリスクを抑えて運用していくコツです。
積立NISAのデメリットは?元割れのリスクがあるのか解説
Lhttps://okanechips.mei-kyu.com/tips/7552/
非課税枠を使い切る?年内の残りの枠は見ておこう
積立NISAは基本的に、最初に積立設定を行ったら、あとはほったらかしにできる投資制度です。
ただし、株価は値動きを続けるだけでなく、人によっては資産状況から積立額を変更する必要が出る場合もあるでしょう。
それら経済状況を見極めたうえで、定期的に運用方法を見直すことが大切です。
特に積立NISAでは、非課税枠の上限が年ごとに定められています。
投資資金に余裕がある場合は、年内の残り枠を確認したうえで、非課税枠を上手く活用していきましょう。
文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部
おかねチップス編集部
20代後半から40代後半にかけた、ビジネスマンがメインであり、フリーランス、パラレルワーカー、スタートアップ等の読者層が多数。数多くの著名人にも登壇頂いていると同時に各種専門記事については、記事の信頼性を最新性を担保するために、税理士や各業界のプロフェッショナルを監修に迎えたうえで、各記事を編集・校閲・確認を経て制作。
おかねチップス:https://okanechips.mei-kyu.com/
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