line hatena

動画編集者になるには?未経験から副業で月5万円を稼ぐ手順を解説【2026年最新版】

動画編集者になるには?未経験から副業で月5万円を稼ぐ手順を解説【2026年最新版】

「動画編集なら未経験でも始められそう」——そう考えて調べ始めたものの、ソフトの種類が多すぎたり、スクールの広告ばかり出てきたりで、結局なにから手をつければいいのか分からなくなっていませんか。

動画編集は、たしかに未経験から最短で収入につながりやすい仕事です。カット編集とテロップ入れができるだけで受注できる案件が実在します。ただし「始められる」と「稼げる」はまったくの別物で、ここを混同したまま走り出すと、数万円のソフト代とスクール代だけが消えていきます。

この記事では、動画編集者になるまでの手順を4ステップに整理したうえで、レベル別の単価相場と「月5万円を稼ぐには何本必要か」の逆算まで、数字ベースで解説します。
お金の話まで踏み込むので、始める前に現実的な見通しを持てるようになるでしょう。

この記事でわかること

動画編集者と動画クリエイターの違い、それぞれの仕事の範囲

未経験から仕事を受注するまでの具体的な4ステップ

必要な機材とパソコンのスペックの目安

独学・オンラインスクール・通学の費用と期間の比較

案件のレベル別単価相場と、月5万円・10万円までの逆算

未経験がつまずきやすい5つの落とし穴

動画編集者とは?動画クリエイターとの違い

求人サイトや副業ブログでは「動画編集者」と「動画クリエイター」がほぼ同じ意味で使われることがありますが、実務では担当する範囲がはっきり違います。

動画編集者は、すでに撮影された素材を受け取り、カット・テロップ・BGM・効果音などを組み立てて1本の動画に仕上げる役割です。企画や撮影には関わらず、編集作業に特化します。

一方の動画クリエイターは、企画構成から撮影、編集、場合によっては納品後の運用改善まで担当します。カメラの扱いや構成力も求められるぶん、対応できる案件の単価は上がります。

動画編集者動画クリエイター
担当範囲編集のみ企画・撮影・編集
必要な機材PCと編集ソフトカメラ・照明・音声機材も
初期費用の目安10〜30万円40〜100万円
習得までの期間2〜3か月6か月〜
案件単価3,000円〜5万円/本5万円〜30万円/本
副業との相性◎ 在宅で完結する△ 撮影で外出が必要
※動画編集者は在宅で完結するぶん、副業として始めるハードルが低いです
動画編集者と動画クリエイターの担当範囲の違いを示した図解


副業や在宅ワークとして始めるなら、まずは動画編集者からスタートするのが現実的です。
機材の初期投資が少なく、納期の調整も自分でしやすいためです。編集の実績を積んでから撮影に広げていく流れが、遠回りに見えて結局は早道になります。

両者の違いをより詳しく知りたい方は、『動画クリエイターと映像クリエイターの違いは?基礎知識と仕事内容をわかりやすく解説』もあわせてご覧ください。

動画編集者になるまでの4つのステップ

未経験から初案件を獲得するまでの流れは、次の4つのステップに集約できます。順番を飛ばすと必ずどこかで手戻りが発生するので、上から順に進めてください。

動画編集者になるまでの4ステップを示したロードマップ図
※ソフト選定から初案件獲得まで、標準的には2〜3か月

STEP1|編集ソフトを決める

最初の関門にして、多くの人が必要以上に時間を溶かすポイントです。結論から言うと、仕事にするならAdobe Premiere Pro、費用を抑えたいならDaVinci Resolveの二択で考えれば十分です。

ソフト費用特徴
Premiere Pro月2,728円〜案件で最も指定されやすい。迷ったらこれ。
DaVinci Resolve無料(有料版あり)無料でも高機能。カラーグレーディングに強い。
Final Cut Pro買い切り48,800円Mac専用。動作が軽い。
CapCut無料ショート動画向け。スマホでも使える。

クラウドソーシングの募集要項を見ると、「Premiere Pro使用者に限る」という条件が今も多数を占めます。
編集データ(プロジェクトファイル)をクライアントと共有する必要があるためです。

受注できる案件の母数を優先するならPremiere Pro、まず無料で試したいならDaVinci Resolveから入って、案件が取れ始めたら乗り換える形でも問題ありません。
各ソフトの機能をさらに比較したい方は、動画編集におすすめの編集ソフト10選で詳しく解説しています。

STEP2|基本スキルを身につける

案件で求められる編集技術は、実はそれほど幅広くありません。
とくにYouTube案件では、次の4つができれば受注ラインに届きます。

カット編集:「えー」「あのー」などの無駄な間を削り、テンポを整える。作業時間の6〜7割を占める中心作業

テロップ挿入:発言の文字起こしと装飾。読みやすさと視聴維持率に直結する

BGM・効果音:場面に合わせた音源選定と音量調整。フリー素材サイトの使い分けも含む

書き出し設定:納品先の仕様に合わせた解像度・ビットレートの調整

アニメーションや3D、凝ったモーショングラフィックスは、単価を上げる段階で覚えれば十分です。
最初から全部やろうとして挫折するのが、もっともよくある失敗です。

学習の目安は、1日2時間で1〜2か月。実際の伸ばし方は『動画編集の練習に役立つ学び方4選』で具体的に紹介しています。

STEP3|ポートフォリオを3本つくる

ここが合否を分けます。未経験者の応募が通らない最大の理由は、スキル不足ではなく「実力を判断する材料がない」ことだからです。

実案件がなくても構いません。フリー素材やYouTubeの許諾済み素材を使って、自主制作で3本つくります。ポイントは、方向性の違う3本にすることです。

トーク系:(対談・解説動画のテンポ編集)

ショート動画:(縦型・15〜60秒)

商品紹介やVlog:(BGMと画作りで魅せる編集)


この3本があれば、どのジャンルの募集にも「近いものが作れます」と示せるでしょう。YouTubeに限定公開でアップし、URLを提案文に貼るだけで通過率は明確に変わります。

STEP4|初案件を獲得する

最初の1件がもっとも難しく、そして2件目以降を一気に楽にします。実績欄に「1件」と書けるようになるだけで、提案の通過率が変わるためです。

初案件を取るコツは、単価ではなく「通りやすさ」で選ぶこと具体的には、募集から時間が経っていない案件に、早い段階で応募します。提案文には次の3つを必ず入れてください。

ポートフォリオのURLこれが最優先

使用ソフトと納品形式

週あたりの稼働可能時間と、初回の納期目安

逆に、長い自己紹介や熱意の表明はほとんど読まれません。
発注者が知りたいのは「この人に任せて期日通りに上がるか」の一点です。

必要な機材とパソコンのスペック

動画編集はパソコンへの負荷が大きい作業です。スペックが足りないと、書き出しのたびに数十分待たされ、時給が実質的に下がります。

中古やセール品を含めて、次の水準を目安にしてください。

項目最低ライン推奨
CPUCore i5 / Ryzen 5 / M1Core i7 / Ryzen 7 / M2以上
メモリ16GB32GB
ストレージSSD 512GBSSD 1TB+外付けHDD
GPU内蔵でも可VRAM 6GB以上の専用GPU
ディスプレイフルHDフルHD 2枚 または WQHD
※メモリ16GBは必須。ここをケチると作業効率が大きく落ちてしまいます

まず削るべきでないのはメモリとSSDです。
とくに4K素材を扱うと、8GBでは編集中のプレビューがまともに動きません。予算が限られるなら、CPUのグレードを一段落として、メモリを32GBにする配分をおすすめします。

なお、ディスプレイ2枚体制は地味ながら効果が大きい投資です。片方に編集画面、もう片方に台本や指示書を出せるようになると、確認のための画面切り替えが消え、作業時間が1〜2割短縮できます。

学習方法3つを比較【独学・オンライン・通学】

スキルの身につけ方は大きく3通りです。
かけられる費用と時間、そして「一人で続けられるか」で選びます。

項目独学オンラインスクール通学スクール
費用0〜1万円5〜30万円30〜80万円
期間3〜6か月2〜6か月6〜12か月
強み費用がかからない添削と質問ができる強制力と人脈
弱み挫折しやすい質に差が大きい費用と時間の負担
案件サポートなしあることが多い手厚い
向いている人自走できる人期限を切りたい人本業にしたい人
独学・オンラインスクール・通学スクールの費用と期間を比較した図

副業として始めるなら、まず独学で1か月試してから判断するのが合理的です。
YouTubeの解説動画だけでも、カット編集とテロップ挿入は習得できます。1か月続けられなかった人が、数十万円払ったからといって続くとは限りません。

逆に、独学で1か月続けられたなら、スクールへの投資は回収できる見込みが立ちます。その時点で「添削してもらえる環境」に切り替えると、伸び方が変わります。

独学ルートを具体的に知りたい方は、『動画クリエイターは独学でもなれる?必要なスキルと独学の勉強法』で勉強の進め方を紹介しています。

【お金の話】単価相場と収入シミュレーション

ここがこの記事の本題です。
「動画編集は稼げる」という情報は溢れていますが、実際に月いくらになるのかを本数から逆算しないと、始めてから「思ったより厳しい」と思うことになります。

レベル別の単価相場

レベル案件の種類単価(1本)作業時間
初心者YouTube(10分・カット+テロップ)3,000〜5,000円5〜8時間
初心者ショート動画(縦型・60秒)1,500〜3,000円1〜2時間
中級YouTube(サムネイル・構成込み)8,000〜15,000円6〜10時間
中級企業のSNS運用動画10,000〜30,000円5〜10時間
上級企業VP・PR動画50,000〜300,000円20〜60時間
上級広告クリエイティブ30,000〜100,000円10〜30時間
※同じ「1本」でも、案件の種類によって単価は10倍以上変わる

注目してほしいのは時間あたりの効率です。
初心者向けYouTube案件は1本5,000円でも作業に8時間かかると時給625円。一方、ショート動画は単価2,000円でも1.5時間で終われば時給1,333円になります。

単価の数字だけを見て案件を選ぶと、この落とし穴にはまります。受注前に「何時間かかるか」を必ず見積もるようにしましょう

月5万円・10万円までの逆算

副業として現実的な目標である月5万円と、その先の月10万円に必要な本数と時間を出しました。

目標想定単価必要本数月の作業時間1日あたり
月3万円5,000円6本約40時間平日1.5時間
月5万円5,000円10本約65時間平日2時間+週末
月5万円10,000円5本約35時間平日1.5時間
月10万円10,000円10本約70時間平日2時間+週末
月20万円15,000円14本約110時間ほぼ専業水準
月5万円・10万円を達成するために必要な案件本数と作業時間のグラフ

この表から読み取れる結論はひとつです。
本数を増やすより、単価を上げるほうが圧倒的に効率がいいということです。単価5,000円で月5万円を目指すと65時間かかりますが、単価10,000円なら35時間で済みます。同じ収入で作業時間が半分です。

したがって、初案件を取ったあとの正しい動きは「もっと受注する」ではなく、「単価の高い案件に移る」ことです。目安として、5本ほど実績ができた時点で、単価交渉か、より条件のいい案件への切り替えを検討してください。

年収ベースでの伸ばし方は、動画クリエイターの平均年収はいくら?年収を上げる方法を具体的に解説で詳しくまとめています。

案件の探し方3ルート

クラウドソーシング

クラウドワークスやランサーズなど。案件数が多く、未経験でも応募できるのが最大の利点です。初案件はここで取るのが定石になります。

ただし手数料が5〜20%引かれること、単価が低めに設定されがちなことは前提として押さえておいてください。ここは「実績づくりの場」と割り切り、5本ほど積んだら次に移るのが効率的です。

SNS(X・Instagram)

「#動画編集者募集」などで直接募集がかかります。手数料がかからないぶん単価は高めですが、報酬の未払いリスクがある点には注意が必要です。

対策として、初回取引では着手金として半額を先に受け取る、契約条件をDMのテキストで残す、といった自衛をしてください。相手のアカウントの運用歴が浅い場合はとくに慎重に。

エージェント・求人サイト

ある程度の実績ができたら、企業案件を扱うエージェントや求人サイトが選択肢に入ります。単価が跳ね上がり、継続案件になりやすいのが特徴です。

副業から始める場合の全体像は、『未経験から動画クリエイターで副業はできる?始め方をわかりやすく紹介』もあわせて参考にしてください。

未経験がつまずく5つの落とし穴

1. ソフト選びで1か月消える

比較記事を読み続けても編集は上達しません。Premiere ProかDaVinci Resolveか、2日以内に決めて手を動かしてください。合わなければ後から乗り換えれば済む話です。

2. ポートフォリオなしで応募し続ける

50件応募して全滅、という相談の大半がこれです。作品がない応募は、発注者にとって判断材料がゼロと同じです。応募を止めて、まず3本つくるほうが結果的に早いです。

3. 修正回数を決めずに受注する

もっとも収益を削るのが、際限のない修正対応です。1本5,000円の案件で修正が5往復すれば、時給は数百円まで落ちます。

受注時に「修正は2回まで、それ以降は1回あたり◯円」と明記してください。これを最初に言えるかどうかで、動画編集が続く仕事になるかが決まります。

4. 安い案件を受け続ける

実績づくりの単価は通過点であって、居場所ではありません。5本を超えたら意識的に単価を上げにいきましょう。同じ発注者への値上げ交渉より、新しい案件に高い単価で応募するほうが通りやすい傾向があります。

5. 確定申告を知らないまま年を越す

会社員が副業をする場合、副業の所得が年間20万円を超えると確定申告が必要です。所得は「売上−経費」なので、パソコン代やソフトの月額費用は経費として差し引けます。

逆に言えば、領収書を捨てていると払わなくていい税金を払うことになります。始めた月から、経費のレシートと売上の記録だけは残しておいてください。会計ソフトを使えば入力は月に数十分で済みます。

よくある質問

未経験でも本当に仕事は取れますか?

取れます。ただし「未経験でもできる」のはポートフォリオがある未経験者に限られます。実務経験ゼロでも、作品が3本あれば応募は通ります。

どのくらいの期間で稼げるようになりますか?

1日2時間の学習を前提に、初案件まで2〜3か月、月5万円まで6か月前後が標準的なペースです。ショート動画に絞ればもう少し早まります。

スマホだけでもできますか?

CapCutを使えばショート動画は編集できます。ただし案件として受注するならパソコンは必須です。納品形式の指定や修正対応にスマホでは対応しきれません。

資格は必要ですか?

不要です。発注者が見るのは作品だけで、資格の有無を問われることはまずありません。詳しくは動画クリエイターに資格は必要?身につけると重宝されるスキルを紹介をご覧ください。

AIで動画編集の仕事はなくなりませんか?

単純なカットや文字起こしは自動化が進んでいます。一方で、「どこを残すか」「どう見せるか」という判断は依然として人の仕事です。AIツールを使いこなして作業時間を短縮できる編集者ほど、時間あたりの収益は上がっていきます。脅威というより、単価を上げる道具として捉えるのが現実的です。

まとめ

動画編集者になるまでにやることをまとめた保存版チェックリスト

動画編集者になるまでの道筋を整理します。

ソフトは2日以内に決める。仕事にするならPremiere Proがおすすめです。

②覚えるのはカット・テロップ・BGM・書き出しの4つで良いでしょう。

③応募より先にポートフォリオを3本。ここが合否を分けます。

④初案件は単価ではな通りやすさで選ぶようにしましょう。

⑤5本たまったら単価を上げにいく。本数を増やすより効率がいいです。

⑥受注時に修正回数を決める。決めないと時給が崩壊してしまいます。

⑦副業所得が年20万円を超えたら確定申告。レシートは残しておきましょう。

動画編集は、正しい順番で進めれば未経験からでも半年で月5万円が見えてくる仕事です。逆に、順番を間違えると1年経っても初案件が取れません。

いま何もしていないなら、今日やるべきことはソフトを決めることだけです。そこから1本目の自主制作までを1か月で終わらせれば、残りは案件を取りにいくフェーズに入れます。

動画編集の案件探しには、フリーランス・副業向けの案件情報が集まるサクサク仕事探しもぜひご活用ください。あなたのスキルに合った仕事がきっと見つかります。

知識を皆に
シェアしよう!

知識を皆にシェアしよう!
動画編集者になるには?未経験から副業で月5万円を稼ぐ手順を解説【2026年最新版】

動画編集者になるには?未経験から副業で月5万円を稼ぐ手順を解説【2026年最新版】

この記事のシェアをする

  1. Top
  2. お仕事ナレッジ
  3. 動画編集者になるには?未経験から副業で月5万円を稼ぐ手順を解説【2026年最新版】
記事一覧に戻る

こちらの記事は
役に立つはずだよ!

こちらの記事は役に立つはずだよ!

編集部のおすすめ記事

新着記事

働き者ストーリー

WORKER STORIES

働き者ストーリーとは、「働くのが大好き」で、「その道を追求する働き手」の生き様を知れるインタビューです。それぞれのストーリーを読めばあなたも新しい仕事に出会えるかもしれません。

働き者ストーリーをもっと見る