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コミュニティマネージャーとは?仕事内容・SNS運用との違い、1日の流れと年収、未経験から目指す手順

コミュニティマネージャーとは?仕事内容・SNS運用との違い、1日の流れと年収、未経験から目指す手順

SNSやアプリのサービスが増えるなかで、「コミュニティマネージャー」「コミュニティデザイナー」という職種を目にする機会が増えました。とはいえ、SNS運用担当やイベントの企画担当と何が違うのか、どんな成果を求められるのかは分かりにくい職種です。コミュニティマネージャーは、サービスや会社のまわりに集まる人どうしのつながりを育て、場を活性化させる仕事です。

この記事では、コミュニティマネージャーの仕事内容、似た職種との違い、1日の流れ、必要なスキル、求人票に出ている年収の実際、未経験からの目指し方までを、サクサク仕事探しで実際に募集されている求人をもとに整理します。コミュニティを仕事にするという考え方そのものについては、おかねチップスの連載コミュニティでメシは食えるのか?も参考になります。

コミュニティマネージャーとは?仕事内容の全体像

コミュニティマネージャーは、ひとことで言えば「人が集まる場をつくり、参加した人どうしの関係が続くように手を入れ続ける人」です。対象は、アプリやWebサービスのユーザー、ブランドのファン、会員制のオンラインサロン、社内の有志グループなどさまざまです。

サクサク仕事探しに掲載されているコミュニティデザイナーの求人では、若い世代向けのコミュニティSNSを舞台に、サービス内のオンラインイベントとオフラインイベントの企画・運営、利用者どうしのコミュニケーションを増やす施策の立案と運営、顧客の課題を解決するためのサービス内の施策づくりが主な業務として書かれています。サービスの満足度を高めることが、この仕事の目的だと明記されていました。

仕事はおおまかに次の4つに分けられます。

  • 場の設計……誰のための場なのか、参加するとどんな良いことがあるのかを決め、ルールや入口を整える
  • 企画と運営……オンライン・オフラインのイベント、投稿企画、メンバー紹介などで交流のきっかけをつくる
  • 見守りと対応……投稿やコメントを見て、困っている人を助け、トラブルやルール違反に対応する
  • 振り返りと改善……参加者数、投稿数、継続率などを見て、効いた施策と効かなかった施策を整理する

SNS運用担当・イベントプランナー・カスタマーサクセスとの違い

コミュニティマネージャーの仕事は、ほかの職種と重なる部分が多くあります。違いは、一方向の発信か、メンバーどうしの関係づくりかという点です。

職種主な目的主な相手成果の見方
コミュニティマネージャーメンバーどうしのつながりを育てるユーザー・ファン・会員参加の継続、交流の量と質、満足度
SNS運用担当公式アカウントから情報を届けるフォロワー・潜在顧客フォロワー数、反応率、流入
イベントプランナー単発のイベントを成功させる来場者・参加者集客数、当日の満足度
カスタマーサクセス契約した顧客に活用してもらう法人の顧客担当者継続率、追加契約

SNS運用はコミュニティへの入口として欠かせないため、両方を兼ねる求人も多く見られます。SNSを使ったマーケティングの向き・不向きはSNSマーケティングはやめとけと言われる理由で整理しています。

1日の流れ・実際の業務

コミュニティマネージャーの1日は、イベントの前後かどうかで大きく変わります。以下は、アプリ内のコミュニティを担当し、週末にオンラインイベントを控えている平日の一例です。

時間業務内容
10:00コミュニティ内の投稿とコメントを確認。質問への返信、ルール違反の投稿への対応
11:00チームの定例。先週のイベントの参加数と感想を共有し、次の企画を相談
12:00昼休憩
13:00週末のオンラインイベントの準備。進行表、告知文、ゲストとの打ち合わせ
15:00開発・デザインチームとミーティング。利用者の声から、機能の改善要望を伝える
16:00メンバー紹介の投稿企画を作成。参加の少ない人が話しやすいテーマを考える
17:30参加データの集計。継続して投稿している人、離れた人の傾向を確認
19:00退勤。イベント当日は夜や週末の稼働があり、別の日に休みを取る

コミュニティは利用者が活動する時間帯、つまり夜や週末に盛り上がりやすいのが特徴です。イベントの開催時間に合わせて勤務時間をずらしたり、休日出勤の代わりに平日に休んだりする働き方になることがあります。

必要なスキルと知識

コミュニティマネージャーは、明るく盛り上げるのが得意な人だけの仕事ではありません。実際には、場を観察して小さな変化に気づく力や、全員が気持ちよく参加できるルールを考える力のほうが大切です。

スキル・知識どんな場面で使うか身につけ方の例
観察力・共感力発言の少ない人や困っている人に気づく自分でもコミュニティに参加し、居心地の良さを観察する
企画力交流のきっかけになるイベントや投稿企画をつくる小さな企画を数多く試し、反応を記録する
文章力告知文、ルール、返信を分かりやすく温かく書く読み手を想定して書き直す習慣
データの読み方参加数・継続率・投稿数から施策を評価する表計算で集計し、前後の変化を比べる
トラブル対応誹謗中傷や対立を早めに収めるガイドラインをつくり、判断の基準を決めておく

年収の目安とキャリアパス

サクサク仕事探しのコミュニティデザイナーの求人は、正社員と契約社員の両方の募集がありますが、給与は「応相談」で年収は掲載されていません。新しい職種のため相場が固まっておらず、経験やスキル、担当範囲を見て個別に決める会社が多いと考えられます。

求人の中には「お試し入社」から始められると書いているものもありました。いきなり正式に入社するのではなく、一定期間一緒に働いてからお互いに判断する仕組みです。年収が非掲載の求人では、面談で給与の決め方や評価の基準を具体的に確認しておきましょう。

キャリアの広がり方は、おおむね次の3方向です。

  • コミュニティの責任者へ……複数のコミュニティや運営チームを率い、コミュニティ戦略全体を担う
  • マーケティング・広報へ……ファンづくりの経験を生かし、ブランドマーケティングや広報・PRの仕事へ
  • プロダクト側へ……利用者の声を最もよく知る立場として、企画職やプロダクトマネージャーへ

未経験から目指すには

コミュニティマネージャーは比較的新しい職種で、決まった経歴がなくても挑戦しやすい仕事です。入り口としては次のようなルートがあります。

  • 自分でコミュニティを運営した経験を生かす……サークル、オンラインの趣味の集まり、地域の活動などの運営経験は、そのまま実績として話せる
  • SNS運用やカスタマーサポートから移る……利用者と直接やりとりした経験は、コミュニティ運営の土台になる
  • イベント運営から広げる……単発のイベントを継続的な場づくりへ広げていく
  • 契約社員やお試し入社から始める……まず現場に入り、成果を出して正社員を目指す

向いている人・向いていない人

向いている人向いていない人
人と人がつながる瞬間にうれしさを感じる自分が目立つことを一番の目的にしたい
小さな声や変化に気づける数字の大きさだけで成果を判断したい
すぐに結果が出なくても粘り強く続けられる短期間で目に見える成果がほしい
公平にルールを運用できる親しい人だけを優遇してしまいがち

求人票で確認したいポイント

コミュニティマネージャーは会社によって役割の幅が大きい職種です。応募前に次の点を確認しておくと、入社後のギャップを減らせます。

  • コミュニティの種類……アプリ内のユーザーコミュニティか、ファンクラブ的な場か、オフライン中心か
  • 担当範囲……イベントの企画運営が中心か、SNS運用や広報まで含むのか
  • 成果の測り方……参加数、継続率、満足度など、何を目標として追うのか
  • 働く時間帯……夜や週末のイベント対応の頻度と、その代わりの休みの取り方
  • チームの体制……一人で担当するのか、運営チームがあるのか。開発チームとの距離
  • 雇用形態と給与……正社員か契約社員か、年収非掲載の場合の決まり方

よくある質問

コミュニティマネージャーとコミュニティデザイナーは違う職種ですか?

会社によって呼び方が違うだけで、仕事内容は重なっていることがほとんどです。場の設計や仕組みづくりを強調するときに「デザイナー」、日々の運営を強調するときに「マネージャー」と呼ぶ傾向があります。職種名より仕事内容の欄を見て判断しましょう。

コミュニティの成果はどう評価されますか?

参加者数や投稿数のほか、継続して参加している人の割合、サービス全体の継続率や満足度との関係などで評価されることが多いです。数字に表れにくい部分もあるため、利用者の声を記録して定性的な変化も伝えられるようにしておくと評価されやすくなります。

未経験でも採用されますか?

職種としての経験がなくても、何らかの場を運営した経験や、利用者と向き合ってきた経験があれば評価される可能性があります。応募書類では、どんな場を、何人規模で、どれくらいの期間運営し、何を工夫したかを具体的に書きましょう。

コミュニティマネージャーはなくなりませんか?

サービスの機能だけでは差がつきにくくなるなかで、利用者どうしのつながりを育てることは、サービスを長く使ってもらう理由として重視されています。形は変わっても、人の集まる場を育てる役割は求められ続けると考えられます。

まとめ

コミュニティマネージャーは、人が集まる場をつくり、参加した人どうしの関係が続くように手を入れ続ける仕事です。イベントや投稿企画といった目に見える仕事の裏で、観察と小さな改善を積み重ねています。

  • 仕事は「場の設計」「企画と運営」「見守りと対応」「振り返りと改善」の4つ
  • SNS運用は一方向の発信、コミュニティマネージャーはメンバーどうしの関係づくりが中心
  • サクサク仕事探しのコミュニティデザイナーの求人は、正社員・契約社員とも給与応相談で年収非掲載
  • コミュニティ運営の経験、SNS運用、カスタマーサポート、イベント運営などが入り口になる
  • 応募前は、コミュニティの種類、担当範囲、成果の測り方、働く時間帯を確認する

人と人をつなぐことに喜びを感じる方は、上の求人から実際の募集内容をのぞいてみてください。

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