【これがおすすめ!】バックオフィスの効率化を加速させる!ソフトまとめ
事務や会計など企業経営に欠かせない業務を担当するバックオフィス。
バックオフィス環境を整えることは、人件費削減や人材不足・社員の業務における負担軽減などに繋がるため、非常に重要なことだといえます。
このバックオフィスの効率化においておすすめしたいのが、バックオフィス向けソフトの導入です。
ソフトの導入により業務をデジタル化・自動化すれば、社員の負担を軽減でき、より良いバックオフィス環境を目指せます。
そこで今回は、バックオフィスの効率化に役立つソフトウェアをご紹介します。
バックオフィスの効率化・社員のより良い労働環境の整備を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
バックオフィスソフトとクラウド型がある
バックオフィスの効率化に役立つツールには、大きく分けるとソフトウェアとクラウド型サービスの2種類が存在します。
どちらのツールにも異なる特徴があり、目的とする業務により向き不向きがあります。
そのためツールの仕組みを踏まえたうえで、より社員の負担を減らせる形式のツールを導入しましょう。
以下ではバックオフィスに役立つツールの特徴について、さらに詳しく解説します。
ソフトとクラウド型の違い
ソフトウェアとクラウド型サービスには、以下の違いが存在します。
ソフト | クラウド型 | |
支払い方法 | 買い切り型が多い | 月々の利用料金を支払うものが多い |
ネット回線の有無 | オフラインで利用できるものが多い | オンラインでの利用が必要 |
使用可能な端末 | インストールした端末のみ | PC・スマホなど複数の端末からアクセス可能 |
ソフトウェアは買い切り型、クラウド型サービスは利用期間に応じた料金を支払っていくものが中心です。
ソフトウェアは資料作成や事務など、業務内容に大きな違いがなく長期的に必要な業務に役立ちます。
対してクラウド型サービスはオンラインで利用できるだけでなく、こまめなアップデートがされることも特徴です。
以下からは、ソフトウェアとクラウド型サービスの違いについてさらに詳しくご覧ください。
オンラインか組み込みか
ソフトウェアとクラウド型サービスの大きな違いとして、オンラインか端末組み込み型かどうかが挙げられます。
ソフトウェアは利用したい端末にインストールすることで、オフラインでも使用できます。
対してクラウド型サービスはネット環境に接続し、オンラインで使用するものが多いことが特徴です。
組み込み型であればネット回線の有無や環境に縛られず使用できるため、大量の業務をスムーズに行いたい場合に向いています。
対してクラウド型サービスはオンラインであるため、ネット環境に接続した端末であればいつでもアクセスできます。
そのため社員全員が使用できるだけでなく、リモートワークにも役立つでしょう。
セキュリティ面
ソフトウェアはオフラインで利用できるため、ネット環境に接続しない端末で利用すれば、不正アクセスを防げます。
対してクラウド型サービスはオンラインでの使用が前提のため、使用の際はセキュリティ対策を施すとともに、ログインに必要なIDやパスワードを厳重に管理することが大切です。
そのためセキュリティの安全面を重視するならソフトウェアがおすすめですが、クラウド型もセキュリティ面を強化しているサービスが多く存在します。
セキュリティ面を重視する際は、使用するツールの形式だけでなく、導入されているセキュリティシステムや自社の使用端末のセキュリティ強化も検討しましょう。
導入コスト
ソフトウェアは買い切り型のものが多く、最初に料金を支払えば以降は料金を支払うことなく、半永久的にソフトを使い続けられます。
対してクラウド型サービスは利用期間ごとに月額料金・年額料金が設定されており、利用期間に応じた料金を支払う必要があります。
つまり利用期間が長ければ長いほど、比例してクラウド型サービスに掛かるコストは高くなるでしょう。
しかしクラウド型サービスはサポートが充実しているだけでなく、その時代の需要や法律に準じたアップデートが頻繁に行われており、業務の負担を大きく軽減できるものが多く存在します。
そのため導入コストに対して削減できる人件費が大きい場合は、クラウド型サービスの導入を検討するのもおすすめです。
バックオフィスで効率化するのにおすすめなソフトは?
バックオフィスの効率化に役立つおすすめのソフト・ツールをご紹介します。
なかでも会計業務・税務・確定申告等に役立つソフトをご紹介するので、会計業務の負担軽減・効率化を考えている方はぜひ参考にしてください。
freee
freeeは個人事業主から企業法人の会計処理まで幅広く対応している会計ソフトです。
クラウド型での提供が中心で、経費の記録・仕訳から確定申告書の作成まで幅広く対応しています。
また電子帳簿保存法に対応した請求書作成・保存にも対応しているため、会計に関わるさまざまな業務にまとめて対応しているソフトだといえます。
ソフトは個人・法人など事業者の規模ごとに3つのプランが用意されており、それぞれ料金も異なります。
自社の規模や目的を元に、適したプランを選びましょう。
サービス形式 | クラウド型 |
料金 | 導入規模により異なる |
主な機能 | 経営レポートの作成 経費記録・請求書の作成 確定申告書類の作成 |
弥生会計
ソフトウェア型の会計ソフトを導入するなら、弥生会計がおすすめです。
弥生会計は視覚的に簡単に会計書類を記録・作成でき、会計知識がなくても簡単に会計処理に対応できます。
また税理士との連携もスムーズで、サービスを通して税理士を無料で紹介してもらえます。
そのため会計業務のスタートアップにも役立つソフトだといえるでしょう。
さらにインボイス制度や電子帳簿保存法にも対応しており、新たな制度・法律への対応もソフトの導入のみで済ませられます。
サービス形式 | ソフト |
料金 | 48,000円〜165,500円 |
主な機能 | 取引データの記録・仕訳の自動化 確定申告書類の作成 |
PCAクラウド
PCAクラウドは取引明細や請求書の仕訳処理を自動化でき、会計業務の負担を大きく軽減できます。
作成した書類はソフト上からすぐに送信できるため、業務のデジタル化にも役立つでしょう。
またAWS版を利用すれば、クラウド型・ソフトウェア型どちらの形式でもツールを利用できます。
負担はクラウド型で、もしものときはオフラインで機能を使うこともでき、さまざまな用途・使い方ができるソフトです。
サービス形式 | クラウド型・ソフト |
料金 | 月々9,240円〜13,200円 |
主な機能 | 取引明細・仕訳の自動化 電子申告書類の作成 確定申告書類の作成 |
バックオフィスを戦略的に効率化させよう!クラウド化の成功事例を紹介
ソフトを使ってバックオフィスを効率化して仕事が捗る!
バックオフィスの効率化に役立つソフト・ツールについてご紹介しました。
バックオフィス業務は企業経営においてなくてはならない業務ですが、ツールの導入により人件費の削減や社員の負担軽減を目指せます。
ツールには買い切り型のソフトウェアからオンライン利用できるクラウド型サービスなどさまざまな形式があるため、自社の業務内容に合ったサービスを選びましょう。
バックオフィスの効率化・円滑化が進めば、社内のサポート体制が充実し、社員の定着率・業務環境の改善にも役立ちます。
そのためには、今のバックオフィスの環境を見直し、課題や改善点を検討したうえで必要なソフトを導入することが大切です。
バックオフィスの課題解決・効率化を目指せるソフトを導入して、より良い労働環境の構築を目指しましょう。
文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部
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