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【たったの4ステップ】独学でUIデザイナーになるには?学習方法と必要なスキルについて解説!

【たったの4ステップ】独学でUIデザイナーになるには?学習方法と必要なスキルについて解説!

インターネットを介した電子商取引の市場規模が増加していることに伴い、UIデザイナーの需要も年々高まっています。

UIデザイナーの「UI」は「User Interface」の略で、ユーザーにとって使いやすいデザインを構築するデザイナーを指します。

ただし、UIデザイナーになるためにはデザイン能力はもちろんのこと、UIに関する知識も必要です。

ここでは独学でUIデザイナーを目指す方へ、その学習方法と必要なスキルについて解説します。

独学でUIデザイナーになるための学習方法

独学でUIデザイナーになるためには、
・デザインの参考書で学ぶ
・UIデザインソフトの操作に慣れる
・セミナーに参加する
・既存のUIデザインを真似ることで流れを知る

という4つのステップによる学習方法がおすすめです。

デザインの参考書で学ぶ

UIデザイナーになるには、当然デザインに関する知識が必要です。

デザインの参考書は、自分のレベルに合った本を選ぶことで身につけたい知識を段階的に学べることが特徴です。

初めてデザインに触れる場合は入門書から、ある程度デザインの知識を持っている場合は必要な分野の専門書を理解することで効率的に学べます。

関連する本は数多くあるためどれを選べばよいか迷ってしまいますが、ネットで購入すると概要で判断するしかないため、ネットで得られるレビューや口コミなどの情報を基に、書店で内容を実際に確認しながら自分に合った一冊を探すことが大切です。

そして、購入した参考書に沿って学習しますが、中途半端な理解のまま進んでしまうとその先でつまずいてしまうことも少なくありません。

独学のウィークポイントは疑問点を質問できる指導者がいないことですが、その場合はインターネットを活用しましょう。

ネット上にはUIデザインに関連する情報が数多くあるため、検索することでほとんどの疑問点を解消できます。

また、UIデザイナー自身が運営しているサイトでは、メールなどで質問できることもあります。

UIデザインソフトの操作に慣れる

UIデザイナーとして活動するためには、UIデザインソフトを使いこなせることが必須です。

一般的なデザインソフトとしてはPhotoshopやIllustratorなどが広く知られていますが、UIデザイナーはデザインに加えUIもデザインしなければなりません。

UIデザインソフトは通常のデザイン作成機能に加え、UIに特化した機能も搭載されているので、従来のソフトでは手間のかかる作業を効率よく行うことができます。

現在多くのUIデザイナーが使用しているソフトには「Adobe XD」「Sketch」「Figma」などがあり、中でも豊富な機能と優れた操作性で長く使われてきたSketchは、シンプルで使いやすいことや外部サービスとの連携が可能なことから大手企業でも利用されています。

これらのソフトを使いこなせるようになるには、解説書やインターネット上で使い方を解説したサイトを参考にすると良いでしょう。

特にネット上には初心者向けからテクニック紹介までさまざまな種類のサイトがありますので、自分が求めている内容のサイトや解説書を参考に操作方法を学習します。

基本的な操作方法を覚えたらチュートリアルを活用して、それまでに学んだ操作を駆使しながらフォームや表、アイコンなどを作成してみましょう。

セミナーに参加する

多くの自治体や企業などで、UIデザインのセミナーを開催しています。

講師は実際に企業などでUIデザイナーとして働いている方や、UIデザイン関連の本を出版している方などが多く、これらに参加することで、デザイン関連本やインターネットでは得られない知識や最新のトレンドを知ることができます。

セミナーは「講演会形式」と「ワークショップ形式」の2種類があり、一般的には講師が参加者に対して説明するタイプの講演会形式が主流です。

ほぼ全ての時間が講師からの説明で、最後に質疑応答を受け付けるというパターンなので気軽に受講できます。

一方のワークショップ形式は参加者の発言や実際の作業を通して進められるタイプのセミナーなので疑問点の解消や理解を深めるのに適していますが、自ら進んで参加しなければ得られるものも少なくなるため、積極性に欠ける方にはハードルが高いかもしれません。

そのため、自分のレベルや性格に合ったセミナーを受講することが重要なポイントです。

なお、事前に有料か無料かを確認しておくことも大切です。

既存のUIデザインを真似ることで流れを知る

これまでのステップである程度UIデザインを理解したら、実際にサイトを作ることで全体の流れを把握してみましょう。

その際には架空のオリジナルサイトを作るよりも、実際にあるサイトを真似て作ることがおすすめです。

UIデザインは奥が深く、今まで独学で学んだ知識ではどうやって作られているか分からないことも多いはずです。

それを調べながら作り上げていくことで、徐々にテクニックやソフトの使い方を覚えることができます。

方法としては真似るサイトのスクリーンショットを撮影し、それをソフトで最下層のレイヤーとして開き、その上に同じものを描くスタイルです。

始めのうちは完成までに相当な時間を必要としますが、多くのサイトを繰り返し真似ることで、ユーザーの見やすいレイアウトや文字サイズ、配色や画像の使い方などの実践的な知識を身につけることができます。

UIデザイナーに必要なスキルとは

UIデザイナーに必要なスキルには、「コミュニケーション能力」と「ユーザー目線で見る能力」があります。

ひとつのサイトを完成させるまでには、多くの人々と連携しながら作業を進めなければなりません。

そのため、クライアントの意向を正確にくみ取ったり、デザインの意図をエンジニアに分かりやすく伝えるなどのコミュニケーション能力が重要になります。

技術的なことは後からでも学習することができるので、UIデザイナーとしてより社会人として必要なスキルと言っても過言ではありません。

また、UIデザイナーに求められるのは、ユーザーが分かりやすく使いやすいサイトを作ることです。

ユーザーが見ていて楽しく、必要な情報にすぐアクセスできる利便性などを考えたデザインを作らなければならないため、UIデザイナーにはユーザー目線で物事を見る能力が必要です。

ユーザー目線で見る能力が不足していると、どうしても自分の好みやクセがでてしまうため偏ったサイト設計になりがちです。

さまざまな視点で客観的に判断し、目的に沿った内容でユーザーが必要としている情報をデザインしていくことが重要となっています。

UIの知識とデザインを効率的に学習すれば、独学でもUIデザイナーになれる!

UIデザイナーは専門色が強いため、スクールに通ったり実践を積まなければなれないと思われがちです。

しかし、関連書籍も数多くインターネット上の情報も充実しているため、UIの知識やデザインを効率的に学習することで、独学でもUIデザイナーとしての力を身につけることができます。

ここでご紹介した内容を参考に、自分にあった学習方法でUIデザイナーへの夢を叶えましょう。

文/おかねチップス編集部
監修文/おかねチップス編集部

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